考えるときはできるだけノートに書き留めた方がすっきりする

考えるとき、できるだけノートに書き留めるようにしている。
文章ではなく、単語だけ書く。
書き始める場所も決めていない。左上からのときもあれば、中央に大きくドーンと書くこともある。

キレイに書こうとすれば、自分しか読まないのに「整理して書かなければ」との雑念が入る。
目的は思考の整理。誰でも読めるノートにするのは、文章から余計な言葉を削ぎ落す必要があるため、時間がかかる。

言葉を飾るほど素直な気持ちから遠ざかる
単語同士を結びつけて、共通項や関連性が少しずつ見えてくれば思考も広がる。

体裁を整える必要はない

思考の整理は、パソコンやタブレットではうまくできない。
関連する言葉を紐づけようにも、図形を挿入しなければならず面倒だ。考えることに集中できない。

考えることを棚卸しするつもりだったのに、ページの体裁を整えることに意識がもっていかれる。
手段が目的に変わり、言語化による問題解決や目標達成に結び付かない。

時間と労力に投下する量が多いと、こだわりが変な方向に進むときがある。
ノートの使い方にこだわらないのも、何度も見返すわけではないからだ。適当だからこそ取り組みやすい。

自分と向き合うしかない

同じことばかり繰り返し悩んでいるときこそ、書くようにしている。

何も前進していない場合が頻繁にある。
それでもノートに書き留めると、何に行き詰まって、どこまで現状を把握できているのか理解できる。

現在置かれている状況は、他人に中々理解してもらえない。
目指すべき方向性が分かっているのも自分だ。

そうなると、自分と向き合うしかない。
乱雑に書けるノートを手元に置いておくだけで、いつでも思考を整理できる。とてもありがたい存在である。