地方在住という選択肢

2021年10月31日

「首都圏にいれば…」

転職活動を始めてからの7カ月間、何度そう思ったことか分かりません。

「編集・ライター」で中途採用を探しても、応募したいと思った会社はほぼ東京です。

最初から分かっていたことですが、改めて現実を目の当たりにすると、関西に住んでいることを時々後悔するときがあります。

すでに住宅ローンを抱えている身ですから、身勝手に引っ越すわけにもいかず、焦らず機会を待っている状態です。

リモートワークで間口広がる

リクルートエージェンシー、マイナビ転職などの大手転職サイトは、希望する職種がなく、クリエイティブ系の求人が多い転職アプリ「Wantedly」を最近利用しています。

Wantedlyは、企業が求める人材と応募側のスキルのマッチングを目的としているだけあって、まず話を聞きたい場合でも気軽に応募ができます。

ここでも案の定、「編集・ライター求人=本社東京」のパターンですが、キーワード検索に「リモートワーク」と入れてみると、関西在住でも応募できる企業がいくつかありました。

面接を数社受けさせていただきましたが、リモートワークを前提としているだけあって、居住地に関連する質問はなく、「スキルと経験を事業展開にどう生かせるか」といったことが中心でした。

リモートワークは、現在の職場でも週1~3日の頻度で行っており、不自由なく仕事ができています。むしろオンライン取材や原稿作成のように個人で完結する仕事は、自宅の方が集中できるくらいです。

残念ながら、まだ結果は出ていないもののリモートワークという選択肢を入れれば、ライターとして働ける可能性があることだけで、少し気持ちが楽になりました。

正社員にこだわらなくても

「業界紙以外に、書く機会を増やしたい」との思いから始めた転職活動です。

SEOライティング、セールスライティングを身に付けて、Webメディアでも活躍するライターになることを考えれば、選択肢を正社員に限定するのはもったいない気もします。

現職を続けながら、副業ができれば理想的ですが、就業規則で禁止されています。業務委託であれば、リモートワークの間口がさらに広がるものの、収入面で不安があり、踏み切れていないのが現状です。

飛び込む勇気がないのか。

納得できる材料を揃えられていないのか。

視野の狭さに気付けていないのか。

きっとすべてでしょう。

ただ、現状に腐らず、学んで実践することで、見えてくるものがありそうです。

最近はTwitterが楽しくなってきました。

関西に在住している利点をなにから生かしていきたいと思います。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。