電話から思考を整理する

2024年5月16日

働き始めて17年も経つのに、今だに電話が苦手である。

声のトーンが低かったり、口数が少なかったりしたときには、こちらに不手際がないとは分かっていても気になってしまう。

転職後、ファーストコンタクトが電話になったことで、その苦手意識は強まる一方だったが、気まずい空気に負けないためには「良い意味での開き直りが必要だな」とようやく思えるようになってきた。

ただ、悲しいことに「テクニックが身に付いた」というより「馴れてきた」というのが正直なところ。

最近「何のためにこの業務をしているのか」という自分なりの目的がなければ、ただ件数をこなす仕事になり、モチベーションが一向に上がらないことに気づいた。

情報を引き出し、ストーリーに展開する

当面の目的は、端的に用件を伝えた上で、相手から支援に必要な情報を引き出すこと。さらに、そこから事業拡大に至るストーリーに展開し、相手に「こういうことでしょうか?」と伝えることで、こちらの姿勢(理解度)を示すことだ。

この一連の流れをスムーズにするために、日常生活でも3Cや4Pといったフレームワークに落とし込む練習をしている。能力の高い人は、市場、競合、自社の強み、驚異などを瞬時に判断できるという。

「ビジネスはやってみなければ分からない」と言われれば、そのとおりながら根拠が薄く、分析の足りない事業展開は、外部からの協力を得にくい。

そのためには、まず言葉で情報や思考を整理し、文章や図表に落とし込む必要がある。そういう意味では、苦手な電話も自分の能力を高める良い機会なのかもしれない。

写真出所:ぱくたそ[ https://www.pakutaso.com ]