早起きが正しいわけではない ~他人本位で生きていくしかない
早起きが正しいわけではない。
仕事初めから始発で出社していたが、半月で心が折れた。睡眠時間が足りなったり、夕方にミーティングが入ったりして、体調管理が思ったより上手くいかなかった。
自由な時間をつくるつもりが、早起きすることに縛られていた。
起床から始発までのわずかな時間で慌ただしく準備し、予定していたスケジュールが崩されればストレスがたまる。
わずか2週間のことながら、ただでさえ小さな器がさらに小さくなっていたような気がする。
何事も自分勝手いかない
昨秋から5時台に起床する習慣は身についていた。
電車は空いている。会社には誰もいない。早く帰れる。やるべきことさえやれば帰れる今の職場だからこそできることだ。
この利点を最大限生かさないわけにはいかない。
しかし、自由なことに慣れ過ぎて、他人にスケジュールを変えられることに抵抗が生まれるようになった。
私が自己都合で早く帰っても、世の中は動いている。取引先も夜遅くまで仕事をしている。
何事も自分勝手にはいかないのだ。
他人軸で物事を考えると、朝方ではなく、夜型にした方が「会社員として真っ当なのでは?」と錯覚してしまう。
顧客ファーストと言われたら
すぐに対応して当たり前。顧客の都合に合わせて当たり前。首尾一貫していなくて当たり前。
ビジネスという関係で成り立っている以上、個人の想いなど関係ない。
「顧客ファースト」と言われたら、何も言い返せない。
顧客あってこその会社、顧客あってこその給料である。
何を今さらと言われることだが、取引先の一挙手一投足に右往左往している自分が嫌でたまらない。
もう朝方はやめて、夜型にした方が健康的なのではないか。
そう考えること自体、他人本位で実に馬鹿らしいことである。
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