直近で書くことがない職務経歴書、丸裸の状態で挑む転職活動

転職活動は、自分と向き合わなければならない。さしたる苦労もないまま過ごしてきた私にとって、この一年間の仕事は何も書くことがない。パワーポイントの扱いが多少上手くなった程度。あとは、Web解析の初歩が身に付いたぐらいだろう。

具体的なエピソードがないのは、「何もやっていません」と言っているようなもの。それでもわずかな成果をひねり出して、もっともらしく職務経歴書に書く。これまでの転職活動が感じたことのない気持ちだ。

もし一年前の自分にアドバイスするとしたら「さっさと辞めるつもりで、転職活動をすぐに再開しておきなさい」と言いたい。環境のせいにするつもりはないが、時間を無駄に浪費してしまった後悔の想いが強くある。

ぬるま湯に漬かり続けてきた報いをまもなく思い知ることになるだろう。実績とスキルを語れる以前の状態でも、納得できる転職先が決まるまで半年以上かかっている。
丸裸で挑まなければならない上、そろそろ43歳を迎えようとしている。想像以上に厳しい戦いになるのは間違いない。

期せずして荒野に放り出されることになったものの、「書類選考で落ちて当たり前」と開き直る心構えはすでにできている。
年収と業務内容を妥協するつもりはない。例え会社都合の退職であっても、少しでもステップアップする転職でありたいと思う。