中肉中背の40代男性がダイエットのやる気を押すきっかけ

2025年4月12日

そろそろダイエットを始める。見た目で勝負する年齢でもない。多少痩せたとしても、はっきりとしたメリットもない。それでも「痩せなければ……」と思い立つ瞬間がふと訪れる。

自分が写った写真を見ると、やる気スイッチが押されることが多い。鏡で普段見慣れている顔と比べて、明らかに頬っぺたがパンパンになっている。以前の自分と比べて、老いること自覚するのはいつになっても辛いものだ。

メタボな人よりも痩せている。甥っ子にも先日「お父さん(私の兄)よりも痩せているね」と言われたばかりだ。ほかの人と比較されて優越感に浸れるほど、自己認識は衰えていないつもりである。

20代、30代前半の頃は「あれ? 太ったよね?」と心ない言葉をよく投げかけられた。運動と食事に注意し、標準体重以下を維持するようになってから、そう言われることはほぼなくなった。他人がやる気スイッチを押してくれる機会を失ったといっていい。

仕事も、プライベートも、歳を重ねると、悪い点を指摘してくれる機会は中々ない。私自身、謙虚に生きているつもりでも、指摘が正しいほど拒否する気持ちが強くなっている。それに「太った?」と聞いても、「そんなことないよ」とのやさしい言葉が返ってくることは間違いない。

そうなれば、自分を律するしかない。自分でスイッチを押さなければ、だらしない体型で怠惰な日常を送るだけ。その期間が長いほど、理想の日常にするための負担が大きくなる。

おやつを「0」にすればできる

「言うは易く行うは難し」である。ダイエットに必要な行動と知識はすでに習得している。

過去に何度も成功してきた。しかし、目標を達成してきた2倍は、少なくとも途中で挫折している。いきなりトップスピードで始めても失敗する。だからといって、ゆるく始めても惰性に負けて終わる。

この塩梅が実に難しい。消費カロリーが摂取カロリーを上回ればいいだけのこと。私の場合、食間のおやつを「0」にすれば勝ちだ。寝る直前に食べなければいい話である。ただそれができない。

それが分かっていながらも、今日からダイエットを開始する。最後に目標とやるべきことリストをおきたい。

<目標>
2カ月以内に63.0kg ※現在66.0kg
<基本ルール>
・1日1,800kcal
・できるだけ一人でお菓子を食べない
・週2回の筋トレ継続(胸・背中・肩のみ)

きちんとやれば、2カ月後には達成しているだろう。そのときはブログに書きたいと思う。