手を差し伸べることが結果的に仕事や成長の機会を奪っている
自分事と他人事の線引きがしづらい。
考え方次第でいくらでも自分事にできる分、場合によっては負担ばかり増えて、本来すべきことに労力が割けない。
30代になるまで「何でもやらせていただきます!」と積極的な姿勢を見せていた私も、荷物を極力背負いたくない大人になった。
手を差し伸べることが、他人の仕事や成長の機会を奪っていることに気付いたからだ。
困ったときは、もちろん手伝うし、相談にも乗る。
しかし、いつでも寄りかかれる状態で待っておくのは、甘えを生み出す温床にしかならない。
責任というバトンは渡された
スケジュールやタスクを管理できない人から「忘れそうだから覚えてもらっていいかな?」と頼まれたことはないだろうか。
軽い気持ちで依頼したかもしれないが、責任というバトンは確実に渡されている。
炎上でもしようものなら、依頼主は本来行動すべき自分自身ではなく、頼んだ相手を責める可能性が高い。
誠実な人であれば、スケジュール帳に他人のタスクを書き込み、絶好のタイミングで依頼どおり声をかけるだろう。
依頼主も喜び、物事が上手く進む。
果たして、それが最善の解決策と言えるのか。
自己管理が苦手だから、スケジュール管理が本業ではない人に依頼するのは、安直と思えて仕方がない。
他人を便利なツールのように思っていないか
スケジュール帳、Googleカレンダー、管理アプリなど、自分にあったツールは必ずあるはず。
色々試す中で、自分の癖や苦手な理由も見えてくる。
自己負担を軽くしたいあまりに、他人を便利なツールのように思っているような人が少なからずいる。
そういう人に利用されるのは癪だ。
善意の気持ちを持ちながらも、他人がすべきことにあまり顔を突っ込まないようにしたいと思っている。
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