ブログの書き方に迷う～頻繁に行替えする？ 段落のまとまりを意識する？～
ブログ開設からまもなく3年が経つ。今さらながら、レイアウトによる読みやすさを考えている。紙媒体のように掲載スペースが決まっているわけではない。その自由さが、かえって私を悩ませる。
一文ごとに行替えしたらいいのか。行替えせず、段落を一つのまとまりとして考えたらいいのか。両者を組み合わせたらいいのか。ほかの方のブログも参考させてもらいながら試行錯誤しているものの、自分のスタイルが確立していない。
新聞記事のときは、段落あたり多くて12行で書いていた。業界専門紙のなかには、20行、30行と書いている記事を時々見かけるが、いくら興味を引く内容でも少し躊躇してしまう。記者の気持ちが強すぎて、読者への配慮が足りないのかもしれない。
「文字の壁」を低くし、ちょうど良い感じの空白をつくる。文章の流れによっては、1行、2行で段落替えすることもある。文章表現に絡む要素ではある。ただ、情報がまとまってさえいれば、段落替えはたやすい。求められるのは思いっきりの良さだ。
自分のなかで紙媒体とWebの作法の違いが明確になっていないため、意識しながら書き分けができない。一文ごとに行替えばかりしていたら、文章全体の流れが悪くなってきた。段落ごとに読ませる力が衰えてきたといっていい。
そう思って、段落あたりの行を意識して書いてみた。意識することでかえって読みにくくなったような気もする。これは慣れの問題ではなく、Webに書く自分なりのルールが定まっていないだけだ。