エスカレーターに乗ったとき、時の流れの早さを感じる瞬間が嫌だ
歳を重ねるほど、清潔感に対する意識が高くなっている。少しでも気を抜けば、典型的な中年男性ができあがる。
ボサボサで張りのない髪、青々とした顎、ぽっこり出たお腹、よれよれのシャツ、なんとも言えないにおい……。まわりからどう思われても構わないのだが、ふとした瞬間に自己肯定感が下がるのが嫌だ。
エスカレーターに乗って横を向いたとき、「あ~老けたな」と思う瞬間である。
中年であることは十分認めている。若いときに格好良かったわけでもない。ただ、時の流れの早さを感じたくないだけだ。
その流れに抗うためには、日頃の気遣いが大切。食べ過ぎないようにカロリーに注意し、夜更かししないように早めに布団に入る。
毎朝、自宅でエアロバイクを漕ぎ、筋トレを20~30分する。いかに無理せず、生活の流れに組み込むことに苦心する。
そのおかげもあって、今年に入って体重は64~65kgを維持している。悲しいことに、ウエイトトレーニングの重量はまったく伸びていない。
生活習慣の改善は、自己満足でしかない。重量が伸びなくても、「続けることが大事」と思った方がストレスにならない。
忙しくなると、自分のことに無頓着になりやすい。逆もまた然りで、時間に余裕があり過ぎると、だらしなくなりやすい。
人と接する機会があって、仕事も適度にやることがある。まわりと比較(上下を位置づけるという意味ではなく)できる「自身への違和感」みたいなものが感じられることができれば、清潔感に対する意識を保ち続けることができるのではないだろうか。
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