1時間に何文字書ける?

2021年1月22日

記事1本あたりの作業量を把握するために、書き終わったらおおよその時間を手帳に記入しています。

取り上げる内容にもよりますが、調子が良くて1時間あたり600~700字です。

「少ないな」と思う人(とくに同業者の方)が大半だと思いますが、スムーズに書ける条件を挙げてみました。

  1. 伝えたいテーマが明確になっている
  2. 文章の流れがある程度イメージできている
  3. ノートや資料などの情報が整理されている
  4. シングルタスクの思考に切り替わっている

伝えたいテーマは、取材が終わっている時点ですでに固まっている場合がほとんどです。

ただ、コラムのように自由度の高い記事になった場合、個人的には相当悩みます。

考えても堂々巡りに陥るので、思いついた言葉を書き出し、関連するキーワードを結び付けたり、膨らませたりすると、頭が少しずつ整理されてきます。

記事は、価値のある情報を先に書く「逆三角形」が基本です。

限られた時間のなかで書くには、「いいな」と思った文章を真似ながら、自分なりのスタイルを確立するのが近道。

ただ学ぶ姿勢を忘れれば、どれも同じような書き方、惰性に流されてしまいます。

(その惰性から抜け出すためにも、このブログを始めました)

 

周辺の環境を整える

書くことに集中するには、気になることを前もって少なくすることです。

「あれなんだっけ?」と思ったら、集中力が削がれ、また高めなおす必要があるからです。

書く前に、取り上げるテーマに沿った素材を揃えておけば、その弊害もある程度防げます。

ノートに書き留め資料をクリアファイルにまとめることに尽きると思います。

あと最近思うことは「シングルタスク」の重要性です。

上司から「guzumotiはマルチタスクですごいな」と言われて照れたときもありましたが、反対に考えれば「原稿に集中できていない」ということ。

とくに、電話、メール、SNS、チャット、まわりの会話は大敵です。

イヤホンで音を遮断し、連絡が視界に入らないようにアプリを閉じています。

意気ごみは、焦りを生む原因にもなります。

書けないときも想定してスケジュールを組むためにも、私はある程度の作業量を数値化(見える化)しています。