ビジネス本から学んだこと~自分の考えを方向修正するきっかけに~
最近、週1.5冊のペースでビジネス本を読んでいる。今月読んだ本は、以下のとおりだ。
こげちゃ丸『デザインの言語化 クライアントの要望にこたえる4つのステップ』
吉野ヒロ子『炎上する社会』
大杉潤『12000冊のビジネス書を読んで試した経営コンサルが名著100冊から「すごい時間の使い方」を抜き出してまとめました』
内田和成『アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術』
安達裕哉『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』
荒木俊哉『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』
田尻望『なぜ、あの人は仕事ができるのか』
ライティング、ディレクション、コピーライティングから時間管理や思考法に興味が移りつつある。
情報発信に関連するスキルは、アウトプットと試行錯誤が重要だ。「せっかくインプットしても、意味がないのでは…」と思った時点で、書籍購入の基準を変えた。
第一線で活躍している人、実績を残した人の思考法は、すぐに真似ることはできなくても、自分の考え方とのズレに気付けるきっかけになる。
読み進めるなかで思ったことは、「行動の見える化」「フォーマットによる効率化」「考えていることの言語化」が重要ということだ。
行動の見える化=優先順位をつける判断材料に
限られた時間のなかで効率化するためには、自身の5W1Hを洗い出す必要がある。
- When:いつ
- Where:どこで
- Who:だれが
- What:何を
- Why:なぜ
- How:どのように
を明らかにすることで、行動の分析ができる。すでにスケジュール帳に30分単位で記録する習慣ができているため、目新しさこそないものの、作業時間の目安を知るには手っ取りはやい取り組みだ。
フォーマットによる効率化=目的達成に必要な時間を捻出する
行動の見える化によって、明らかになった無駄は「フォーマット化できる余地がある」といえる。
チャット、メール、企画書作成など、いずれも実際に手を動かしているため錯覚しやすい。
しかし、時間の浪費が達成感につながりやすいため、手段が目的になっていることがある。
定型化している業務を自分なりにフォーマット化することができれば、効率化につながる。
私にとって、ユーザー辞書ツールの登録だろう。よく使う言葉を登録しておけば、打ち込む手間が省ける。取材の申込書や原稿の確認依頼も、Wordでフォーマットを用意しておけばスムーズに行動できる。
考えていることの言語化=誤解のない伝え方=時間の効率化
考えていることの言語化も、ビジネス本に書かれていることが多い。強い想い、練りに練った考えでも、相手に理解してもらえなければ意味がない。
不明瞭な情報を受け取られ、勝手に解釈されればトラブルになる。
相手からの質問に対して、答えを出すのに時間がかかれば、お互いにとって無駄な時間になるだけでなく、首尾一貫しないことになりかねない。
考えの深化には、自分と向き合う「内省」の時間とともに、繰り返し文字に起こす習慣が必要だ。習得に時間を要するものの、「できる」と「できない」の差がはっきりしているスキルといえる。
書籍代はケチらない
書籍代は月1~2万円かかっている。少し痛い出費ではあるが、自分で稼ぐようになってから「書籍代はケチらない」と決めている。
目に見える成長はない。自己満足に陥っている可能性さえある。妄信するつもりはなく、実践しながら学ぶべきところは習慣化したい。
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