感情を中々コントロールできない理由がようやく分かってきた

40年生きても、自分のことが分からなくなるときが結構ある。

似たようなことで失敗するとき、指摘を素直に受け止められないとき、明るく話しているつもりでも「目が笑っていない」と言われるときなどがそうだ。

 

感情のコントールできないとき、1、2時間後に「自分ってダメだな」と後悔することが多い。

負の感情に揺さぶられたとき、表面上は冷静さを装っている。ただ、言い方や書き方から「怒り」とも、「冷たさ」とも言えるような突き放したような言い方になってしまう。

アンガーマネジメントを意識して、平常心を保っているつもりがどうにも投げやりな態度になる。

 

心身ともに健康な状態

投げやりな態度にならないために、感情がコントロールできない理由を考えることが増えた。

以下のような条件が考えられる。

  • 空腹
  • 睡眠不足
  • 疲労
  • 裁量の度合
  • スケジュールの過密さ

心身ともに健康な状態で、好きなことに費やせる時間が多ければ何の問題もない。至極当たり前のことだ。

しかし、それができるほど自分の思い通りにできる範囲は狭い。それに勝手なふるまいは、まわりに迷惑をかけ、かえって動きにくくなる要因にもなりかねない。

 

食事、睡眠、運動の時間を「固定費」「投資」として考えて、先に時間を確保するようにした。

最近は、23時就寝、6時起床、通勤前に筋トレ、食事もざっくりとカロリー計算している。体重は減り、肌も好調である。

 

自分で決められる裁量は、転職して間もないこともあり、一つひとつ確認して進めている段階だ。プライベートは、吹奏楽のように協議しながら進めなければならないものの、それが当たり前なのでストレスになるようなことはない。

 

予期せぬ出来事に弱い

心身が整った状態でも、予期せぬ出来事には弱い。タスクの差し戻し、理解のない人からの指摘、楽しみにしていた予定の変更は、感情が負の方向に傾く。

「仕方ない」と思っていても、どうにも感情の処理が追い付かない。

 

冷静であろうとするほどコントロールできなくなる。そういうときの対処法として、睡眠に逃げる試みを始めた。

寝れば、時間も早く経つし、頭の中の情報も整理される。体力もさらに回復し、フラフラな状態になりにくくなるはずだ。

 

歳を重ねるほど、体力は落ち、思考も鈍くなっている。悲しいことだが、衰えを自覚しかないのだろう。