採用面接で聞かれたこと
「業務委託のライターとしてなら…」
転職の採用面接で、2社から立て続けにそう言われました。
そういう答えも想定していたものの、まったく同じ言葉を言われたのは少しショックでした。
現在の職場が副業を認めているのであれば、その選択肢を喜んで受けていたと思います。
ただ、それができない。
だからこそ、転職活動に励んでいるわけです。
業界紙記者として15年間、新聞、雑誌、フリーペーパー、社内報、広報誌、販促カタログなど、紙媒体を中心にやってきた分、Webライティングの経験値が圧倒的に足りていません。(メールマガジンやポータルサイトへの記事・情報提供は行っています)
オウンドメディアが勃興し、SNSによる情報発信が当たり前になったことで、Webライティングの引き出しがないのは「致命的では」と思うようになりました。
今回の転職活動は、年収アップよりも、ライターとしての手札を増やすことを目的としています。
やってきたことに矛盾はないか
そうは言っても、もう39歳です。
「なんでもやります」
「やる気はあります」
は通用しない。
企業が、可能性よりも、年齢と職歴に見合ったスキルを求めていることは言うまでもありません。
備忘録も兼ねて、採用面接で聞かれた主な質問項目を挙げたいと思います。
- 自己紹介
- 転職理由(私の場合、1社目・2社目)
- 仕事で一番嬉しかったこと
- 仕事で一番大変だったこと
- チームとして成し遂げたこと
- 人生の転機
- 何ができるのか
- スキルアップに向けた取り組み
- 志望理由
- 将来のビジョン(5年後・10年後)
- 希望年収(最終面接時)
自己紹介を足掛かりに、少しずつ会話を広げていく流れが多かったです。
結果だけでなく、理由も含めて聞くことで、これまで歩んできた道と、これから歩みたい道に矛盾がないか見られているような気がしました。
私の場合、業界紙記者として編集とライティングに注力してこれたので、そこまで答えに困ることはありませんでした。
といって、残念な結果に終わっていますから、もっと自分の考えを深堀りしていく必要があります。
これは、自分のスキルを言語化して、強みを採用側にアピールするだけでなく、やりたいことに対する弱みを明らかにすることで「どうやったら成長できるか」考えるきっかけにするためです。
客観視できるきっかけに
残念な結果が続くと、なんだか自分が否定されたように思えて、少し気分が落ち込むときがあります。
楽観的に考えれば、冒頭にも書いたとおり、相手の要望と自分のスキルが合っていなかっただけです。
後悔しても、これまでの人生は変えられません。
転職活動を通じて、業界紙記者ではなく、一個人としてどう評価されるのか、少しですが客観視できるようになりました。
自己否定にならない程度に、反省と改善を続けていきたいと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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