草刈りと草むしりが嫌いすぎて、自宅の庭がジャングルになった
庭の手入れが面倒くさくて、雑草が伸び放題になっている。引っ越してきた当初の面影は微塵もない。知らない人が見たら、「ここに住んでいる人はいるのか?」と思われるレベルだ。
以前、定期的に手入れしていたこともある。
生活の快適さに直接関係がないため、ついつい優先順位が低くなる。
「土曜の朝にやろう」「暑いから夕方に…」「やっぱり日曜だな」と後回しにしていたら、無法地帯になった。
ご近所様には申し訳ないが、庭のメンテナンスに興味がまったくない。景観を損ねていることが分かっていながらも行動できていないのは、時間がかかるわりに、まったく達成感がないからだ。
刈っても刈っても終わらない。毎週やっても、前回やったところの雑草がまた伸びている。
1カ月かけても「やり終えた」と思えず、雑草の凄まじい繁殖力(生命力?)を感じずにはいられない。
元気よく育っている雑草たち
そのような攻防戦を8年近く繰り返した結果、もう放っておくことにした。羞恥心との戦いだ。心のなかにつくったご近所様の目が痛い。
「どうしても耐えられなくなったときが行動するときだ」と決めて、10カ月ほど経過した。その結果が写真のとおりである。
雑草だけでなく、木も生えてきた。スズメノカタビラ、セイダカアワダチソウも元気良く育っている。
ススキも枯れていながらも、しっかりと存在感を示している。雑草対策のために植えたクラピアは見る影もない。駐車場の芝も、当初植えたところから大きくはみ出して、こんもりと盛り上がっている。
もう目をそらしたくなる状態だ。完全に目を瞑っている。そうしなければ耐えられたものではない。
雑草たちがあまりにも育ちすぎて、道路側に頭をもたげそうものも出てきた。こうなってくると、ご近所様から苦言を頂戴するかもしれない。そう思い、ようやく重い腰を上げることにした。
専門業者も忙しい
ジャングルからサバンナにすることは、時間的に無理なので、自力でやる選択肢はすぐに捨てた。
地方都市でも対応してくれる専門業者は意外に多いものの、相場が分からない。自分のなかの選定基準もあいまいだ。
色々検討した結果、価格設定が明瞭で、スタッフの顔が見えるサイトを公開している業者に依頼した。
「イメージとブランディングは大事だな」と思いながら問い合わせてみると、年内の予約は埋まっているとのこと。やはり雑草の扱いに困っている人は多いようだ。
散々迷った結果、大手仲介業者に依頼することにした。提携業者が多い分、見積もり対応もスムーズ。メニューも豊富に取り揃えていた。
猛暑日が続くなかでも対応してくれそうな雰囲気である。実にありがたい。感触がよければ、3カ月~4カ月の頻度で定期的にお願いするつもりだ。
何でもかんでも自分でするのは無理がある。庭のメンテナンスは「諦める」ことを選んだ。もうそれでいい。大事なことは、まわりを不快にさせないレベルに維持することなのだから。
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