転職に備えて在宅勤務を減らし、「出社が当たり前」の状態にする

転職に備えて、在宅勤務を少しずつ減らしている。出社することに不便さを感じる状態は、意欲的に働く上での障害になるだろう。

通勤と帰宅に2.5時間を費やし、満員電車に疲労する。オフィスにいれば、まわりのことが気になるし、好きなタイミングで一息入れることもできない。
リモートワークを経験するまでは、こういったことも当たり前だった。疲れることが前提。疑問を差し挟む余地はない。

これまでの職場は、個人で完結する業務が多かった。それでも始業時間とともに朝礼が始まり、終業間際になれば、ひとまずゴールを迎えたような気分になる。
成果に直結しなくても、「まわりと一緒に働いている雰囲気が一種の充実感を生み出している」といえる。

会話の重要性

業務の進捗管理は、会って話さなくてもできる。
人間や物事の機微に関する定性的な情報はともかく、数値やフェーズで表現できる定量的な情報であれば、システムなどで計画的に可視化した方が効率的だ。

コミュニケーション下手な私でも、会話の重要性は理解している。「迅速な報告・連絡・相談」もそうだが、個人的には「想いや苦境を共有する」ことを大事にしたい。

自分で解決しなければならないことでも、まわりが知ってくれているだけで孤独感が薄れる。
直接的に助けてほしいわけではない。それでも困ったり、乗り越えたりしたとき、報告できる人がいるのは本当にありがたいことだ。

電話やチャットで伝えることもできる。会うだけで安心することも多くあった。
良好な人間関係の職場に恵まれてきたからこそ、オフィスに誰かいる安心感も、会社員のメリットだと思う。