職務経歴書を見直す必要あり
転職活動がまったく進まない。書類選考さえ通過できないとなれば、「市場価値がない」と言われているに等しい。
転職エージェントサービス経由でもらった不採用理由は、以下のとおりだ。
- 同社の組織・業務に必要とされる適性等を総合的に判断したため
- 総合的に判断し、同社の求める応募要件に合致しなかったため
- 業務に求める経験/スキル/適性等を総合的に判断し、同社の定める応募要件に合致しなかったため
とにかく「総合的に判断したけど、うちがほしい人材じゃないよね」ということ。分かっているけど、世の中の厳しさを改めて感じる。
職務経歴書に一貫性を持たせているが…
職務経歴書には、BtoBビジネスの取材とライティングにかかわってきた実績について、
- 媒体名
- 担当分野/エリア
- 1日で作成できる記事本数(文字数)
を記載してきた。「原料生産から輸送、加工、販売、廃棄物処理まで、モノの流れを俯瞰してみることができる」点を強調し、コンサルタントとして、業界紙記者自体に培った経験を通じて、設備投資の負担を減らした点も併記している。
見直すかぎり、ライティングスキルを生かす点において一貫性はあるように思う。しかし、編集ライターで応募しても、採用担当者に「話を聞いてみよう」と思わせることができないのは、再考すべき点があるということだろう。
ディレクションができる人材
これまで携わってきた分野だけでなく、事業者数も記載した方が経験の規模感を示せるかもしれない。ただ、それだけでは根本的には解決にはならないだろう。
中途採用の求人情報を見るかぎり、「書ける」よりも「ディレクションができる」の比重が高いと思う。ライティングやデザインは外注し、社内スタッフは企画や進捗管理に集中する。そうであれば、コンセプトを正しく理解し、相手に伝え、軌道修正できる人材が求められる。
ディレクション経験や制作実績はあるものの、多くの外部ライターをまとめた経験(エピソード)がないなかで、職務経歴書で魅せ方を工夫するか。これまで手掛けてきた仕事を違う視点から見る必要がありそうだ。
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