書きすぎることの弊害
「資料をもっとシンプルにしよう」
「意図が正確に伝わる文章だけど、文字が多すぎる」
転職先で指摘されるのは、この2点に絞られる。
意識しているつもりだが、たびたび注意されるということは、行動に移せていないのと同じ意味だ。
その自戒を兼ねて、今日はブログを書いている。
読んでもらうことが目的ではない
顧客の強みと方向性を、取引先に書面で伝えるためには、以下の選択肢が考えられる。
1.キャッチコピー
2.文章
3.写真
4.表
5.図解
取引先に時間と気持ちの余裕があるなら、文章を中心に組み立てるのもいいかもしれない。
しかし、そんなことは稀で、短時間で事業の狙いと流れが把握できればいいのが本音だろう。
顧客にとっても、取引先が自社のビジネスに興味を持ってもらうことが第一であり、「書類を読んでもらう」行為自体が目的ではない。
そのことを理解していながら、資料の作成当初から私の頭は「どういう書き方をしたら伝わるのか」ということでいっぱいだ。
段落ごとに論理をつくり、おおまかな文字数を意識し、接続詞に注意する。
文章を書く上で、いずれも大切なことだが、大切だからこそ、書面全体の読みやすさを見落としてしまう。
まさに「木を見て森を見ず」である。
と言いながらも、この記事自体がまた文字だけで終わってしまった。
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