時間で強引に解決する
手帳に予定している業務内容と想定される作業時間をいつも記入するようにしています。
取材と打ち合わせの合間を縫うように、記事を書く時間を埋め込む。そうすると、まるで完成したパズルのようにガチガチのスケジュールが出来上がります。
時間管理術の定石である「バッファをつくろう!」をまったく守れていません。
時間的な余裕をつくるには
- 余計なことはしない
- 取捨選択する
- 自己の能力を高める
- 時間で解決する
- 誰かに任せる
といったことが考えられるものの、少人数の組織で、選ぶ権利がない私は、「能力×時間」で処理するしかありません。
というわけで、久しぶりに土曜と日曜に自宅で記事を書くことに…。
自宅と会社のハイブリッド勤務が昨年からスタートしたことで、両所にあるパソコンが連動できるようになった分、とても楽になりました。
仕事量から平日で片付かないことが分かっていたので、資料とノートを持ち帰り、朝から書くつもりだったものの、どうにも気持ちが乗りませんでした。
「あれを書くのに何時間、これで何時間…。あー、これ終わるのか」
この繰り返しです。
心の整理ができないのは、過去の経験から分かっていることなので、短時間で書き終えられる記事から着手しました。
以前は「800文字を1時間で書く」といった目標を掲げて、時間も計っていましたが、自分で勝手にプレッシャーをかけて、ストレスになっていることに気が付いたのでやめました。
私が書いている新聞は日刊ではないので、ある程度自分のペースで書けるのがありがたい。焦らず書けば、ミスも、精神的な負担も少ないですから。
自分を納得させる
私のスタンスは「業務時間内に仕事を終わらせる」です。
残業代が支払われない管理職になってから、その思いがさらに強くなりました。
だからといって、記事を書くことに精一杯で、イライラしたり、周りに気遣われるのも避けたい。
そうならないためにも、一時的にでも無理して、今後のスケジュールのバッファをつくることを選びました。
「仕事だから仕方ない」で済む話ですが、自分にとってメリットのある理由付けをすることで、自分を納得させたかったのです。
人員補充が当面見込めないなか、業界紙独自の色を出しながら、質量ともに効率的に生み出していくか。
時間も、体力も、集中力も有限です。
時間で強引に解決しないように、自己を律していきたいと思います。
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