不採用通知が届いてから1時間は何も手につかなくなる現象
箸にも棒にも掛からないほど、転職活動で苦戦が続いている。
40歳を過ぎた3年前でさえ、4社応募すれば1社は面接してもらえた。今は10社応募しても書類選考を突破できない。
年齢が問題なのか。生成AIの進化によって、ライターの需要が急減したのか。直近の在職期間が短いからなのか。前職の事業規模が小さいからなのか。
心当たりしかなく、すべて正解のような気がする。いずれにしても、社会から必要とされていないということだろう。
採用担当者は、これまで積み上げてきたもので判断する。年齢に対してキャリアが乏しく、募集しているポジションと年収に見合わない。不採用はそういうことなのだ。
過去を振り返れば、環境に甘えて、「もうこのままでいいか……」と妥協したことが何度もあった。だからこそ、職務経歴書を見直すことはあっても脚色したくない。
整理解雇になった事実はともかく、再就職が決まらないのはどこまでも自己責任である。
選択肢の正答率が低かった。努力の方向性が間違っていた。ただそれだけだ。 経験業種でさえ書類選考で立て続けに落ちたことで、わずかな期待さえ持たなくなった。
不採用通知が届いても、残念な気持ちも湧かず、「まあそうなるよな……」と開き直れるようになった。
それでも通知を受けてから1時間は何も手につかなくなる。読書に集中しようと思っても、将来への不安がよぎる。
気持ちを落ち着かせるために、このブログを書いているところだ。
自己否定が続くなかでも、こういう心境になるということは、心のどこかで「もしかしたらいけるかも……」と思っているのだろう。
こう転職活動が進まないと、キャリアの形成を忘れ、気付けば目的が単なる再就職にすり替わってしまう。
理想ばかり追いかけても、お金を稼がなければジリ貧になるだけだ。
しかし、妥協して働いても、自分に合わなければ続かない。42歳にもなって筋の通らない経歴は、露頭に迷う原因となる。
こうした文字ばかりで、誰の役にも立たない日記のようなブログは、もしアクセスされたとしても数秒で離脱される。
それが分かっているからこそ、飾らずに素直な気持ちが書ける。
ようやく気持ちが落ち着いてきた。
今日も腐らずに生きていこうと思う。
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