キャッシュレスになってほしいけど、財布はまだ必要である
できるだけ身軽に生きたい。そう願い人にとって、財布でさえも荷物に感じるのではないか。少なくとも、私はそうだ。
昼ごはんを選ぶ条件に「キャッシュレス決済」が入るほど、財布を持ち歩きたくない。ズボンのポケットに入れるのは不格好。手で持って歩くのは、カード類が落ちる可能性がある。
キャッシュレス決済ならお釣りがないため、財布が太らずに済む。履歴が残るため、家計簿に転載しやすいのもメリットだ。
通っているうどん屋がPayPayで支払えるようになったときは、「今日一番嬉しい出来事だな」と思うぐらいキャッシュレス決済が当たり前になった。
ただ、財布を持ち歩ないことが増えたことで、いざ現金が必要になったとき困ることが時々発生する。個人で経営しているラーメン屋のように、現金しか使えない場合がそうだ。次回の楽しみに残しておくしかない。
「量販店だからキャッシュレス決済ができる」と勝手に思い込んでいたこともあった。
ヨドバシカメラに寄ったときのことだ。仕事の昼休憩中にパソコン台を買おうとしたところ、レジの一歩手前で現金とクレジットカードしか使えないことが分かり、無駄骨を折った。
キャッシュレス決済が当たり前になりすぎて、万が一のことを考えていないことに気付かされた。
通信障害で支払えないこともあるだろう。自分にとって都合の良い方向ばかり見ず、あえて今までどおりになっていることもあるのだ。財布を完全に手放せるようになるのは、きっとないのだろう。
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