ぎっくり腰との戦い~デスクワークと筋トレ
ぎっくり腰との付き合いは、もう3年になります。
出会いはWeb会議の準備中。LANケーブルを拾おうとした瞬間でした。
「ピキッ!!!!」
身体のなかで音が鳴った気がしたとき、本能で「これはダメだ」と感じました。
背中から腰にかけて、くの字になったまま数分間動けず、地面にへたり込んだまま会議に出席する羽目に…。
会議が終わった後、キャスター付きのデスクチェアに座らせてもらったまま、車で自宅まで送ってもらいました。
十数センチの階段を上がることにも一苦労、くしゃみをすれば悶え苦しむ。
起き上がる様子は、奥さん曰く「まるで生まれたての小鹿のよう」だったそうです。
ぎっくり腰経験の先輩たちによれば、早く回復するにはとにかく安静にすること。
両手を使ってゆっくり起き上がり、床から拾うのも屈まずにしゃがむ。
最高の優しさで腰に接した結果、3日もすれば動けるようになりました。
まさに「魔女の一撃」
予兆もなく、何気ない動作から発生する。
「魔女の一撃」とはよく言ったものです。
振り返ってみれば、腰に優しい生活ではなかったことは確かです。
取材や撮影があるといっても、基本はデスクワーク。
記者に限った話ではありませんが、2時間くらい座ったままであることも珍しくありません。
ぎっくり腰になってから、これまで気にも留めていなかった椅子が気になり、体感ポジショニングシート「Style Athlete(スタイルアスリート)」を購入しました。
座り方が矯正されて若干楽になったものの、元々坐骨神経痛気味だったこともあり、結局奥さんにあげました。
ぎっくり腰が直接的な動機というわけではありませんが、「筋トレ」も腰痛対策になっているような気がします。
「気がする」のは、まったく体感がないから。
筋トレ系Youtuberのようなマッチョな人たちでも、腰を痛めたり、ぎっくり腰になったりするらしいです。
つい最近、私もデッドリフト(床からモノを持ち上げるトレーニング)の練習中にやってしまいました。
フォームが間違っていたのか、それとも早朝で身体が温まっていなかったからなのか。
高重量でない分、完全に油断していました。
忘れた頃にやってくる「魔女の一撃」。
ぎっくり腰一歩手前で済んだことに、ひとまず感謝します。
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